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ブルメンフェルト選手がIMフランクフルト欧州選手権を連覇!

2025年7月1日

CADEXトライアスリートのクリスティアン・ブルメンフェルト選手(ノルウェー)が、ドイツで開催されたアイアンマン・フランクフルト欧州選手権に出場。再びコースレコードを更新する快心のパフォーマンスで連覇を達成し、IMプロシリーズで今シーズン3勝目を挙げました。

フランクフルトの市街地を圧倒的なスピードで駆け抜け、昨年自身が樹立したコースレコードを1分以上更新する7時間25分57秒でフィニッシュしたブルメンフェルト選手。4月のIMテキサス、5月のIM70.3 エクス=アン=プロヴァンスに続く3連勝を飾り、IMプロシリーズランキングでも再び首位に浮上。数々の偉業を成し遂げてきた31歳のノルウェー人にとって、キャリアハイと呼べるシーズンが続いています。

今大会の男子プロカテゴリーには55名がエントリー。優勝候補の1人に挙げられていたブルメンフェルト選手は、スイムでやや出遅れたものの、バイクパートでは安定したペースで徐々に順位を上げていきます。後輪に「Max Aero Disc WheelSystem」、前輪に「Aero 4-Spoke 1K WheelSystem」、前後輪に「Aero Cotton Tire」を装着した「CADEX Tri」は、その優れた空力性能でポジションアップに貢献。体力を温存しながらも、112マイル(約180km)のバイクパートを平均時速44.11kmで走破し、厳しい暑さのなかランパートへとつなげました。

昨年と同様に、ランパートを先頭でスタートしたのはクリスティアン・ホーゲンハウグ選手(デンマーク)。ブルメンフェルト選手は、同郷のカスパー・ストルネス選手とともに約9分遅れで追走を開始。前を行く選手たちを次々とパスし、残り約11.4マイルで単独2位に浮上します。

トップを走るホーゲンハウグ選手でしたが、ラン中に外部からの不正なサポートを受けたとして、1分間のストップアンドゴーペナルティを科され、バイクで築いたリードは次第に縮小。そして、周回コースを4周するうちの最終ラップ、残り5マイル地点でついにブルメンフェルト選手がホーゲンハウグ選手を捉えます。圧倒的なスピードで追い抜いた後はその差を広げ、リードを守ったままフィニッシュへと向かいました。

ランコースはフルマラソンより約500m長かったため、「聖域」とされる2時間30分の壁を破ることは叶いませんでしたが、2時間30分59秒をマーク。気温32℃の過酷な条件下で、ブルメンフェルト選手はアイアンマンキャリア自己最速のマラソンタイムを記録し、IMフランクフルト連覇を果たしました。

ブルメンフェルト選手は「本当に満足しています。ホーゲンハウグ選手はバイクが非常に速かったので、ランでは崩れるかと思っていました。しかし、実際には最後まで強く、彼を追い抜くには全力を尽くす必要がありました」と、ハードなレース展開を振り返りました。

今大会では、ブルメンフェルト選手を筆頭に3名のCADEXアスリートがTop10入り。ランパートで追い上げたグスタフ・イデン選手(ノルウェー)が4位、ルディ・ヴォンバーグ選手(アメリカ)が6位でフィニッシュ。3選手とも、前輪に「Aero 4-Spoke 1K WheelSystem」、後輪に「Max Aero Disc WheelSystem」を装備し、112マイル(約180km)のバイクパートを約4時間で駆け抜けました。

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